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トマトをただ加熱はNG!専門書から学ぶリコピン吸収力UPの本当の加熱時間

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抗酸化作用により美容やダイエットに良いトマトのリコピンは、生のままではリコピンの吸収率が低く、加熱するとリコピンの吸収率が3倍~4倍になるので加熱しましょうねって、ほぼ全てのネットの記事を書いてあります。

確かにトマトのリコピンの吸収率は加熱することでUPします。

しかし、トマトを加熱すれば無条件でリコピンが多く取れるって思っていませんか?もしそう思っていたらそれは間違っています。

ネット記事の悪いところは、まとめサイトは他の記事をリライト(文章をパクる)だけの記事なので本当に重要な部分が書いておらず・・・・

 

トマトも加熱方法を間違えるとリコピンが取れなくなる!

 

という事が一切書いていないのが問題です。

きっかけはネットの情報でOKですが、ネットだけの情報を信じすぎるのもダメで、本当に知りたいことがあるなら文献(本)を沢山読むべきです。

今回はトマト素晴らしさに感動した私がトマトに関する専門本を数冊読み、その中で知ったリコピンを効率良く吸収する本当のトマトの加熱方法・加熱時間について解説させてます。

 

ネットのトマトは加熱すれば良いに騙されるな!リコピンは加熱時間を守らないとリコピン自体無くなる。

 

ネットの情報では、トマトをオリーブオイルで炒めて取るとリコピンの吸収力が上がって良いとされておりますが、半分正解で半分間違いです。

正しくは・・・・

トマトの加熱時間150度の炒め物であれば5分までするのが正解です。

 

温度が高ければもっと短めにしないといけません。

トマトのリコピンにはトランス型とシス型の2つの種類があり、生の状態(トランス型)は体に吸収されにくいのですが、加熱することによってトランス型の細胞が壊れ、吸収されやすいシス型へと変化していきます。

シス型でリコピンを取ることが、リコピンの吸収率が一番高いと言われておるのですが、リコピンは熱に強いとは言え、シス型も加熱しすぎるとリコピンが分解し始める=リコピン自体が無くなってしまうのです。その時間が5分程度って事。

炒め物のフライパンの表面温度はちょうど150度前後と言われているため、トマトソースを作る際の炒める時間が長すぎるとリコピンが殆ど無いトマトソースになってしまうのです。

美容目的で手間を掛けて加熱したトマトなのに、リコピンが取れないってこれほど残念な事はありません。

だったらトマトジュースを飲んだ方がよっぽど良いでしょう。

 

リコピンを効率良く吸収できるお勧め料理はトマトスープ!90度で1時間煮込むのがベスト

トマトのリコピンは熱に強いとは言え、たった5分の炒め物だとあっという間に過ぎませんか?その間に大事なリコピンが崩壊し始めていたらこれほど悲しいことはありません。

複数の専門書を読んで共通していたのは、トマトスープがお勧めだって事。

150度では5分で崩壊したリコピンも90度であれば1時間までリコピンが無くならないと言われております。

150℃で5分ほど加熱すれば大半のリコピンはシス型になりますが、それ以上加熱すればどんどん分解されていきます。

リコピンの加熱変化を実験した論文によると、最も効率良く吸収するには90℃前後で約1時間ほど加熱するのと良いそうです。

出典:トマトの10の効果

1時間だったら、時間にゆとりがありますね?

リコピンを効率良く取るのであれば、リコピンが壊れにくい野菜たっぷりのトマトスープが良いでしょう。

トマト以外の野菜の旨みがつまって美味しいですし、他の栄養も効率良く取れます。

 

トマトを加熱しても一度冷やすとリコピンの吸収率が元に戻ってしまう原因。

トマトは1度加熱したら、リコピンの吸収率がUPするのでしょうか?ネットには意外と知られていない情報ですよね?

答えは否!一度加熱したトマトも冷めてしまえば、またリコピンの吸収率が下がってしまいます。

これは、リコピン細胞の形状がトランス型とシス型に関連する話になりますが、加熱すれば吸収されにくいトランス型の細胞が分解され、吸収しやすいシス型に変化していくのですが、トマト自体が冷めてしまうとシス型からトランス型に戻ってしまうのです!

よって一度で食べられなかったトマトの炒め物に関しては、温め直さない限りリコピンの吸収率に関して、生のトマトと食べているのと同じって事になります。

 

一度お皿に載せたトマトの炒め物を、またフライパンに入れ直して炒め直すって面倒ですよね。その点トマトスープならどうでしょうか?

トマトスープが冷めてしまっても既に鍋の中に入ったままなので、再び加熱することで一度元に戻ったリコピンの吸収率を戻すことが可能になります。

 

まとめ:美容目的でリコピンを取るならトマトが熱いうちに食べましょう。

 

トマトは熱いうちに食べるって事だけ意識すれば、リコピンの吸収率に置いては最低限は守られます。

但し、トマトは加熱することで、ビタミンCが半分・目に良い成分であるルチンも20%程減ってしまいますので、失われた栄養素を補う上で野菜たっぷりのトマトスープがお勧めです。

他の栄養素も効率良く取得でき、更には加熱時間も間違えてリコピンの分解する可能性も極端に抑えられます。

「加熱時間を間違えればリコピンが分解されてしまい無くなってしまう」「冷めてしまったら、リコピンの吸収率が元に戻ってしまう」という2点に気をつけながら効率良くトマトを取るのが良いでしょう。

今回は以上になります。

リコピンを取りたいけどトマトが苦手・酸味のあるトマトは嫌だって方は、甘くてリコピン量も多いオイシックスのみつトマトがお勧めです。

生で食べても美味しいのですが、柔らかいトマトが苦手なら加熱して食べると抜群に旨いです!

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